足りない頭を癒してもらってる

感想

橋無(キョム)医院 (1) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (1) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (2) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (2) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (3) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (3) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (4) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (4) (ビームコミックス)

橋無(キョム)医院 (5) (ビームコミックス)

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家にあったから読んだ

ヴォイニッチホテル 2 (ヤングチャンピオン烈コミックス)

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おもしろかった

正しいスカートの使い方

正しいスカートの使い方

す、すごかった

「●●っぽい」という感想はバカを露呈することに間違いないということを知った上であえて使うけど、最近の古川日出男っぽいなあと思う。悪い意味で。『equal』はagraph というアーティストとコラボしたときそのアルバムに掲載した短編らしいので仕方のないことかもしれないが、これが特に受け入れられなかった。単刀直入に表せばポエムが過ぎる。「分からないけど面白い」じゃなくて「分からせることの放棄」というか、それが至高に《変》を貫けば潔くてかっこいいのだけれど、独善的にポエムすぎる。痛々しい。SRE の爽快さが何一つない。
『祖母の記録』が一番良かった。
メタ視点ではなく叙情的な純文学に近いのでSF作家の作品でそれを最も良しとするのは如何なものかと自分を案ずるが、狂気や歪みが根底にあり感覚が麻痺しているやり切れない空気感が好きだった。
分かりやすいから良いと捉えたのかもしれないけれど、分かりやすいからこそ複雑系を題材とする氏の感性を簡明に受け取れるから、そういう点で面白かった。