いつかこの世界が滅ぶのならそれは誰の「歌」が届いたのだろう?

2017年4月9日(日)

惡道を進め!~MAKE YOU FREE HEAVEN’S GATE~ 梅田CLUB QUATTRO

ワンマン恒例の告知。

リキッドと、たぶん今回の冒頭でも「最後の終末」が「13番目のハルマゲドン」ということだったけれど、「おわりのおわり」になる。
《いつまでも柵を越えられないの?いつまで待っても土曜日が来ないの?》のようなことで、「土曜日」の読みが「終末」だった。
《いつまでも死にきれない君に「甘き死」をもたらす「最惡の刃」を》
で、13thシングルの発表と新衣装公開。


「ここはお前の死に場所だ!!」でメンバー一人一人登場して、最後に総統閣下が出てきたんだけど、わーーーーーってただなんか、見ることしかできなかった。
無料ワンマンがどんな雰囲気になるのか全然分からなかったし、個人的な問題として私は正直「サクラ」と呼べるほど目に見えて楽しむことができない人間で、戦闘員なんかじゃなくレームダックだなあといつも思ってるから、それはどうしようもないけど、だから無料ワンマンってどういう気持ちで臨むものなんだろうって考えてたけど、やっぱ考えるより自分なりに楽しめばどうにかなるなあと思った。
すごく楽しかった。
ぶうさんはとてもにこにこしておられて(手加減なんでしょう)楽しそうで、でも、一年と少しぶりに謁見した総統閣下は、やっぱ「無敵感」に溢れていて、どこを切り取っても威厳に満ちた頼りになる総統だった。
なんか知らない間にかっこよくなりすぎていて胸が一杯一杯だった。
イルキメラでさ、なんたって俺総統閣下、って総統閣下が言うんだよ。イルキメラっていつ見ても新しい「かっこいい」を更新していて、凄いよ。
最後に「次も同じぐらい笑えそうですか」みたいなこと仰っていて、それがぼんやり記憶に残る


惡道を進め!~迷宮牢獄門~ 梅田CLUB QUATTRO



全体的にあまり覚えてないけど、とても素敵なライブだった。

ウシノシタ団だった。
「ここがお前の死に場所だ!!」がすごくすごくすごくかっこよくて、最後に十字を切るぶうさんが、本当に全てを歌ってくれる惡い人のようだった。
この曲は頭を振る曲で、Mからツンドラへと、気迫が尋常じゃなくて、改めて総統を感じて、あ覚えてないや

犬死にマクマーフィー前のMCが何となく頭に引っ掛かってる、良い意味で
例え彼氏が出来ても、KISSxxxxをずっと本棚に入れるような皆でいてください。ジャンプコミックスより大きくて薄い本をたくさん持ってるような人でいてほしい!
みたいなことを仰られていて、以前ブロマガでもこういうこと書いていたんだけど、果たしてこの空間にいる何人がこの表現で理解することができるんだろう、って思ってしまった。どうしても私はこういうことばかり考えてしまう。
何度も言ってるけどさ、俺は本当に仄暗いこと言う奴大嫌いなんだよ!意味を求めるだろうけど、もう分からなくてもいい!
そういう言葉に、いつもいつも都合悪いことを都合良く掻い摘んでしまって少し断絶されたようなどうしようもない寂しさを感じてしまう。本当はそうじゃないってことも分かっているけれど。
仄暗いことばっか言ってごめん。離れてしまった人に戻ってきてほしい、のような、「戻ってきてほしい」って懇願の意では決してないけれど、そういうことを仰られていて、
私はどうしてもこの曲のことをよく分からなかったのが、誰が聴いても「良い曲」って思えそうだからこそ中身に欠いてしまっているように勝手に感じて、ちゃんと聴いていなかったけど、簡明に捉えるべきだったって分かった。ぶうさんは、誰よりも何よりも真っ直ぐな言葉を表現するのに相応しい人だったよ。それが彼の最大のアドバンテージということもずっと勝手に思い描いていたし。
堕落道では、ダメ人間として生きることは普通に生きるより難しいとか、そういうことを。

生で聴く怪人ラボの夜は、音源で聴いたとき以上に、ああただただ美しいなって
美しいままでいられる世界、とかじゃなく、もう美しい世界として独立していて、私はこういう歌を歌う「ぶうさん」が、私の世界の中で至高の「人間」だ。
この曲の《でも諦めないよ》って箇所が私はすきで、たった一言なのに、「諦めない」という言葉が何故か強く胸を打つ。この日初めてライブで聴いても、やはりその部分がすごく印象的だった。後半のMCでも、「諦めない」ってどこかで仰っていて、その文脈なんて覚えていないけれどすごく覚えている。

そして計画は続くにも振り付けが加わった。
大計画ツアーのように「あの頃書き残した予言書の続きを」って仰っていて、まだ混ざっていた
「白も黒も何も無いのは同じだからね」がやっぱすごくいい
14才はもうこれからもずっとずっと《どいつもこいつも壊してあげる》で、総統閣下が壊してあげる、と歌うの、最強じゃん
あと、キャトルが生で聴いたら全然違って聴こえた。すごく良かった。
えんそく特有の多幸感っていうか、それが全面に出ていた。ライブでやるからより「意義」がある。
「意味」じゃなくて「意義」ってゴリラの丘ワンマンの時に敢えて強く主張していたようなそういう曲だと思った。
MCで、みんなに伝えたいことはアルバム最後の2曲(キャトルと狂ったセカイと時計仕掛けの神様)って、やんわりと伝えていたけど、ライブで聴けば聴くほどこうやって上手く曲を聴くけるようになるヒントを勝手に得られるから私はえんそくのライブにたくさん行きたいんだよ。

ガンダーラの1999年のブルースが、
今まで聴いてきたのと全然違うくて、それこそ、2年前のこの季節から1年かけて聴いたハルマゲドンでのものとも、それ以前以後に聴いたものとも全然違って、
もうこの曲には不安定なものなんて何も無くなってしまって「確信」しか残っていないような最強の歌が聴こえた。
ゴリラの丘辺りからぶうさんの疲労も募っていたように窺えたのだけれど、そんなものさえ全部無かったことのように強く激しく歌っていて、でも、
《この世界が滅ぶのならボクの歌が届くのでしょう》と歌ってからぶうさんの歌が詰まって、そこでああああって私もなんか涙が出ちゃって、なんかあの瞬間に色んな「解放」があった
その後の狂ったセカイは、例えるなら、宇宙大天使土曜日の《後はくたびれちゃって ベッドで寝転んで 「誰も知らない遊び」でも思い描いてればいいのさ》って箇所そのままだった。
こんなの上手く書くことなんてできないんだけど、ずっとずっと、こういうライブが嬉しくって自分でも泣いてるのか笑ってるのかわかんなかった
最後は「今壊れてる」って叫んでた


すごく良いライブだった