経口の愛憎だって獣と同じ

積み本がたくさんあるのに本を3冊購入した。
新書と、この前発売されたオーケンの文庫本と、あとはオーケン沢木耕太郎が好きだと仰っていたから、沢木耕太郎の著作を買った。
オーケンのエッセイは読むけど小説は読まないという人がいるように、オーケン沢木耕太郎のエッセイは読むけど小説は読まないらしいらしい。暗いから。こんな暗いの可哀想になって凹む、みたいに嘆いていらっしゃった。だから短篇集を買った。暗いから。

京都の河原町ジュンク堂で買った。
書店って私は基本的に決まったところしか行かないけどたまに違う店に行くと興味深い。
書店の思想・哲学・宗教・精神医学のコーナーを見て回るのが凄く楽しい。
取り扱う本を見るこももだけれどそのフロアの空気感とか、匂いとか、居座っている客とか、それら全てを観察するのは最高の娯楽だと思う。
河原町ジュンク堂はそこに清涼さが微塵もなくて少し息苦しい。民族宗教の棚を至近距離で見つめている若者が居た。怖い。
私はやっぱ梅田の茶屋町ジュンク堂が好きだ。空間も顧客としての心も解放的になることができる。
5Fの閑散とした空気が心地良くて、疲れた時はたまに居座る。
しかしこうしたコーナーに長居した後店から出たら宗教勧誘を受けたりするので、疲れた時でも意志は常に強く持たなければならない。

梅田は駅の近くに紀伊國屋書店があるけれど、あれは本当に駄目。アクセスが抜群だから常に人に溢れ返っていて、前述したジャンルのコーナーにも人が集う。カップルが宇宙学の本をファッション感覚で手に取る。喧騒。本屋らしからぬカジュアルさ。その位置付けはブックファーストに任せたら良いのに。
人混みは怖いです。

神戸三宮のジュンク堂は本の日焼けが激しいけどあれは商品としてどうなんだろう、とか、この記事に書いた内容全てを観察す普通に生きるだけなら不要な思慮なのですよねー。根暗だなあ
根暗でも仄暗くても良いけど、私はこれといってネガティヴなんかじゃない。
ペシミスティックなだけなので。
今日も生きるのが嫌になった。ローソンの鶏からが20円引だった。